災害の爪あとが色濃く残るなか、徐々に日常生活を取り戻しはじめています。
9日に休校した学校の大半が再開。青森県八戸市では昼食に「非常食」を提供するなどの対応がとられました。
JNN取材団 藤井響樹 アナウンサー
「八戸市の中学校では、きょうから登校が再開されましたが北海道・三陸沖後発地震注意情報が発表されていることから、地震に気を付けながらの生活になります」
県内では9日、地震により県立と市町村立の学校あわせて160校が休校しましたが、10日は大半が再開し6校にまで減り、校舎には再び賑わいが戻りました。
このうち根城中学校では、水道管が破損し、水漏れするなどの被害を受けましたが、急ピッチで補修し再開にこぎつけました。
ただ、地震の影響はいまだに残っています。
学校に運ばれてきた段ボールに入っていたのは「レトルトカレー」です。
市内の給食センターで被害があり、設備点検をするため調理ができず、10日は非常食を提供することになりました。
根城中学校の教諭
「不安な思いを持ってる子どもたちもいるので、早く日常に戻ってくれればいいなと思う」
八戸市では明日11日、小中学校はすべて授業をしますが、県立八戸東高校は被害が大きく復旧作業が終わっておらず、11日も休校するなどまだ通常の姿をとり戻してはいません。














