三重県名張市で6人が死傷した車の横転事故で、飲酒運転していた男性が書類送検されました。

ことし10月、名張市の国道で定員を超える6人が乗った軽乗用車が横転し、高校生を含む男女5人が死亡し、16歳の男子高校生が大けがをしました。

警察は残されたDNAなどから、運転していたのは、名張市内に住む当時20歳の会社員の男性だったと特定し、酒を飲み、制御不能なスピードで車を運転した危険運転致死傷などの疑いできょう、容疑者死亡のまま書類送検しました。

前列に2人、後列に4人乗っていた可能性が高いということです。

また、警察は後部座席に座っていたとみられる当時23歳の建設業の男性についても、飲酒を知りながら同乗を依頼した疑いで、容疑者死亡のまま書類送検しました。