食品ロスの削減や資源の循環につなげようと、大分県竹田市の集荷場から出た規格外のニンジンがゾウのエサとして、宇佐市のアフリカンサファリに届けられました。
この取り組みは、JAおおいたが市場に出回らないニンジンを有効活用するため運送会社と連携して初めて実施します。
生産者が無償で提供した規格外のニンジンをアフリカンサファリが運賃を負担してアジアゾウの餌として受け入れます。初日の10日はニンジンおよそ60キロが産地の竹田市菅生地区から届けられ、JAの関係者や生産者らが見守る中、サファリの飼育員がゾウに与えていきました。

(JAおおいた豊肥人参部会・佐藤正治部会長)「結構いっぱい食べてくれて良かったなと思います」
(九州自然動物公園アフリカンサファリ・堀江潤三さん)「安い価格で新鮮な野菜が入るということで生産者さんにも動物にも我々にも良いことだらけの今回の取り組みだと思います」
この取り組みは12月、4回にわたって行われ、JAおおいたでは今後ほかの野菜でもできないか検討するということです。














