8日の地震を受けて現在、「北海道・三陸沖後発地震注意情報」が発表されています。次の揺れに備えてどんな防災用品が役に立つのでしょうか。

青森県東方沖を震源とする地震では、北海道内でも、最大震度5強を観測し、太平洋沿岸中部に一時、津波警報が発表されました。

気象庁は、今後1週間程度は、マグニチュード8クラス以上の巨大な地震が発生する可能性が平時より高まっているとして、改めて日ごろの備えを呼びかけています。

熊谷七海記者
「防災グッズのコーナーです。ここには、防災リュックや食料品、奥の方には消火器など、様々な種類の防災グッズが販売されています」

札幌のホームセンターでは、防災グッズを買い求める人の姿が目立ちました。


「これは携帯トイレですね。リュックに3つくらい入れておけばいいかなと思って買いに来た」


「(タンスの)転倒防止。一週間以内にまた強い地震が来るような感じで言っていたので(買いに来た)」

中でも人気なのが、こちらのカセットガスストーブです。

ジョイフルエーケー屯田店 池守克之さん
「後ろの方にカセットボンベをセットしていただいて、横のスイッチで点火していただいて火をつけるという商品ですね」

ガスが使えなくなったときに、カセットボンベ1本で約2時間半、暖をとることができ、9日と10日の2日間だけで20台以上売れたと言います。

ほかにも、地震で食器棚の扉が開くのを防止する商品。防災グッズがセットになったリュックは、2日間で10個以上売れました。

ジョイフルエーケー屯田店池守克之さん
「(客の数がふだんの)何倍どころではないというくらいの。(防災用品の)追加発注をかけて在庫を確保できるように動いている最中」

大きな地震の発生リスクが高まっている今こそ、備えが必要です。