調理師を目指す高校生による卒業制作展が、10日、大分市の高校で開かれました。

大分市の楊志館高校では調理師コースの3年生が、毎年卒業制作として和食や洋食のコース料理を披露しています。テーマは自由で、生徒30人はこの日のために夏からオリジナルのメニューやレシピ、食材選びなどを考えてきました。

生徒たちは、味だけでなく彩りや盛り付けなど見た目にもこだわり、授業で学んだ技術を存分に発揮していました。

(生徒)「鯛やサーモンの刺身を見栄え良くすることを意識しました」

(保護者)「素敵な仕上がりで感無量です。1年生から3年生までの成長が見られてうれしかったです」

調理師コースの3年生は、1月に保護者に感謝の気持ちを込めて料理を振る舞う予定です。