長崎市の飲食店で食中毒が発生したとして、市はこの店を営業停止3日間の行政処分としました。
行政処分を受けたのは長崎市銅座町の「日馬屋」です。市によりますと11月29日夜に食事をした男性3人が、12月2日以降、下痢や発熱の症状を訴え、うち病院を受診した2人の便からカンピロバクターが検出されたということです。
この店では、「地鶏モモタタキ」や鶏の「白レバー炙り焼」などが提供されていました。市ではカンピロバクター食中毒の原因となる鶏料理が提供されていることや、発症までの時間などから、この店で提供された食事を原因とする食中毒事件と断定し、12月10日から3日間の営業停止処分としました。
カンピロバクターは、ニワトリやウシ、ブタなどの腸管内に生息しており加熱(75℃以上、1分以上。中まで食肉の色が変わるのが目安)することにより死滅します。調理の際は「加熱」の徹底を心がけて下さい。














