2025年10月の長崎県内の貿易収支は輸出額が輸入額を約61億円上回り、4か月ぶりの黒字となりました。

長崎税関によりますと、2025年10月の長崎県内の輸出額は273億5500万円で、前の年の同じ月より5.6%増加し、2か月ぶりの前年同月比プラスとなりました。

主な要因は、輸出額の約8割を占める「船舶類」と、原動機などの「一般機械」が増加したためで貨物船は4隻輸出がされました。

一方、輸入額は212億4200万円で、前の年の同じ月より23.3%減少し、7か月連続で前年同月比マイナスとなりました。

石炭などの鉱物性燃料の減少が主な要因となっています。

この結果、輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支はプラス61億1200万円で、4か月ぶりの黒字となりました。