破産の半年ほど前から安い値段で仕事件数を増やしていたか
多くの憤懣の声があがる突然の破産。会社があった場所を訪れてみると…
(記者リポート)「破産から約半年が経ったこちらの住宅メーカー。当然、中には誰もいなくて、裏手に回ると資材が当時のまま放置された状態となっています」
「企広」は今年4月末に神戸地裁姫路支部から破産手続きの開始決定を受けました。
「企広」と20年近く取り引きをしていたという工務店の社長が取材に応じました。会社は数年前から経営状態が良くなかったと話します。
(工務店社長)「3~4年前くらいから、工事代金の支払いがちょっと遅れる傾向があったので。最初のうちは1か月、2か月(の遅れ)だったんですけど、遅くなったら3か月、4か月。ちょっとずつ延びていった感じやね」
ところが、破産する半年ほど前から、むしろ仕事の件数を増やしていたといいます。
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(工務店社長)「(去年秋から)急にたくさん仕事があるなというイメージはあった。つぶれる前は結構駆け足で仕事を取っていたみたいなので、たぶん結構安い値段でお客さんと交渉して仕事を取っていた」


















