Cさんのケース:国からの補助金が受け取れないまま会社が破産

 問題は工事だけではありません。相生市内に住む会社員のCさん(40代)は、「企広」に依頼して去年秋にマイホームを建てました。家は無事に建ちましたが…

 (Cさん)「こどもエコホーム補助金。(企広側は)手続きが終わりしだい、早い段階で振り込みますとおっしゃっていました」

 「子育てエコホーム補助金」は、高い省エネ機能を有することなど複数の条件を満たした住宅に対し、メーカーを通じて国から100万円の補助金が出る制度です(※戸建て住宅は受け付け終了)。

 今年3月28日には、国から「企広」への振り込みがされたとの通知が届きました。しかし、Cさんに振り込まれないまま会社は破産しました。
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 (Cさん)「正直悪質ですよね。それがあったらもっと子どもたちとかにもいろんなことをしてあげられるのかなと思ったら、悔しい思いでいっぱいですね」