1000回に1回程度→100回に1回程度に 高まる発生確率

井上貴博キャスター:
「北海道・三陸沖後発地震注意情報」は、Mw7以上の地震が発生した1週間以内に、さらに大きなMw8クラスの大地震発生の確率が平常時と比べて相対的に高まっているということで発表されます。

【今後1週間の大規模地震発生確率】※気象庁資料より
平常時 :1000回に1回程度
注意情報発表時:100回に1回程度

きっかけは2011年の東日本大震災です。東日本大震災の2日前(3月9日)にMw7.3の地震が発生し、その2日後(11日)にMw9.0の巨大地震が発生。この時の教訓として、「後発地震注意情報」の運用が始まりました。

今回の「北海道・三陸沖後発地震注意情報」について、気象庁は「最悪のケースとして、東日本大震災を想定した備えが必要」「(東日本大震災の際は)千葉など遠い場所にも津波がやってきた」としています。