きのう夜、震度6強を観測した青森県八戸市から中継です。

八戸市の繁華街にある焼肉店「統一館」です。昨夜の地震で冷蔵庫からグラスや瓶が落ち、床には破片が散乱していましたが、丸一日かけて従業員などで掃除して、ようやく床が見えるまでになりました。厨房でも食器が数え切れないほど割れ、ほとんどが廃棄されます。

地元で60年以上、愛されるお店ですが、店主によりますと、東日本大震災よりも被害が大きく、被害額は少なくとも50万円を超えるということです。復旧のめどは立っていませんが、師走のかき入れ時にむけて今週末は予約で満席だということで、「何とか週末までに復旧したい」と話していました。

余震が続く中、懸命の復旧作業が続けられています。