《メモを隠した人物に迫る》

旧網走監獄の五翼放射状平屋舎房

 副館長の今野さんは、メモの内容から書き手の人物像を推測しました。

「意外と字が綺麗ですし、地理、地方の特色を知っている人物。ある程度教養があって興味関心を持っていた人物なんだろうなと推測しました」

文字は丁寧で、地理的な知識も豊富。単なる落書きではなく、計画的に情報を収集し、記録していた様子がうかがえます。