《メモを解読 いったい何が書かれていたのか》

獄中の床下から発見されたメモ13枚

 発見された13枚の紙片は、長年の時を経て破れたり、文字が乱雑になったりしていました。副館長の今野久代さんたちは、1枚1枚丁寧にアイロンをかけて、1週間かけてメモを読み解いていきました。

「解読する前は、受刑者どうしの暗号とか、出所する時に逃走経路をほかの受刑者に暗号とかで遺しているのかなと思いました」

今野さんの期待は、意外な方向に裏切られました。