“世界のワインと勝負できるようなワインを造りたい”

 そして11月29日土曜日、出来上がったワインのお披露目会が行われました。

「乾杯!」

 地元の人や同級生など約150人が参加。近江八幡市長もエールを送ります。

 (近江八幡市 小西理市長)「ここで醸造したという根性が入っていますよね。ここだけの味というのが、三崎さんもずっと言っていたので、自分の味というのをぜひ目指してほしい」

 滋賀県産の野菜や近江牛といった地元食材を使った料理とあわせ、みな思い思いにワインを楽しみます。

 (参加者)「ひと言目においしいなと。すごくクリアな味というか。地元からこんなおいしいワイン、他府県の方が飲んでもおいしいと思うので、普通にうれしいなと」

 今年は、赤ワインと白ワイン計約2700本を生産しました。
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 (参加者)「めちゃくちゃおいしいです、近江牛と合います。ほどよく酸味があって近江牛と合わせるとぴったりやと思います」

 滋賀で自らワインを造るという目標が実った三崎さん。これからは“世界”へと目を向けます。
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 (空色ワイナリー 三崎清隆さん)「本当の夢は世界のワインと勝負できるようないいワインを造りたいというのがやはり私の夢ですので、果実味とかトータルしていろいろ足りていないんですけど、これはもう一生かけて精進していきますし、いつかそういったワインが造れればいいなと」