ワイン造りを決意したきっかけは…

 コメや鶏の卵などを生産する農家に育った三崎さん。進学した農業大学校で、地元・滋賀県が果物産出額で全国最下位だと知り、将来果物を育てたいと思うようになりました。

 卒業後、ブドウ栽培を勉強するため訪れた山梨県で見た光景に惹かれ、ワイン造りへの挑戦を決意したといいます。
4.jpg
 (空色ワイナリー 三崎清隆さん)「地元で採れたものと、地元のワインを造っている生産者、そして一般消費者との距離感がすごく近くて、和気あいあいと、お互いつくったものを楽しんで飲み食いする現場を目の当たりにして、こういう場所が地元でできたらいいなということで、ワインの魅力に引き込まれていった」

 目指すのは、滋賀県の食材を生かした料理と一緒に楽しむワイン。生まれ育ったこの土地の魅力をワインを通して多くの人に感じてもらいたいと考えました。