貸会議室大手のティーケーピーがフランチャイズで経営する「APAホテル大分駅前」が、3日オープンしました。

オープンに合わせて記念式典が行われ、APAグループの元谷一志社長とティーケーピーの河野貴輝社長が会見しました。

(ティーケーピー・河野貴輝社長)「約255室の半分ほどは複数人で宿泊できる部屋にしています。APAとしては最新鋭の部屋づくりをしております」

APAホテル大分駅前では、半数の部屋を2人以上で宿泊できる仕様にし、最新の低反発ベッドや全世界対応のコンセントを設置するなど、ビジネスと観光の両方の需要に対応しています。

大浴場の露天風呂は天然温泉で、別府市の柴石温泉から週2回、およそ2万リットルの温泉水が提供されます。

また、大分ならではの特色として、芝生のようなじゅうたんと、サッカーチーム「大分トリニータ」のマスコット・ニータンが出迎える「ニータンルーム」が2部屋用意されています。青い壁とサッカーグラウンドを模したじゅうたんに囲まれた、ファンにはたまらない部屋です。

(河野貴輝社長)「会社の20周年の節目に、大分駅前にホテルをオープンできることは感無量です。社会の問題解決を事業の機会にしたいとティーケーピーは考えていますので、何らかの形で私も関わっていければと思います」

ティーケーピーは、佐賀関の大規模火災に対して企業版ふるさと納税として3000万円を寄付し、一時避難所としてホテルの提供も申し出ています。