島根県松江市は当事者の声を受け「就労支援特別事業」を導入

藤村さんが利用しているのは国が2020年に始めた「就労支援特別事業」です。各市町村の判断で導入できるもので、国や自治体などがヘルパー代の多くを負担してくれます。
松江市はおととし、藤村さんらの要望を受けてこの事業を導入。ヘルパーの手を借りて仕事に専念できています。
今では会社のSNSの運用も任され、70人ほどだったフォロワーを約2400人にまで増やし、仕事の受注にも繋がっているといいます。
(トレンド・専務取締役 徳田翔太さん)「SNSとかの投稿もそうですし、短期で結果が出ないことに関して、光さんはこう愚直にやってくださっているので」
(藤村光さん)「恐縮です」
(藤村光さん)「目に見える形で社会貢献ができているっていうのは、自分の中ですごく(生きる)モチベーションになっていますし、もし働けていなかったら、社会とのつながりをどういうふうに作っていたんだろう思うと、結構怖いですね」














