「取材を受けるのは自由」「抗議訂正を求めることができます」

・犯罪被害者には権利があります。 「必ず取材に応じなければいけないのでしょうか?」「いえ、取材を受けるかどうかは自由です」。私たち被害者は特定のメディアに限って取材を受けることもできます。

・「マスメディアからされた全ての質問に答えなければならないのでしょうか?」「いえ、全ての質問に答える必要はありません」。嫌な気持ちになる質問には回答を拒否することができます。

・「私たちが受けた取材、報道が間違っていたらどうしたらいいんでしょうか?」「間違えた報道には抗議訂正を求めることができます」。

・「取材はいいんですけども、写真を使われて嫌なんですけども?」「そういった要望も出すことができます」。

 どれも今の私たちは当たり前のように知っています。でも事件直後、犯罪被害者は混乱していてそれどころではありません。また事件当時、私たちはこうしたことも知りませんでした。そして「最後に最も重要なことを書きました」と話す。