肝付町にある国見トンネルできょう2日、交通事故を想定した訓練がありました。
「普通乗用車と軽乗用車が正面衝突して、事故をしている人がいる」
この訓練は内之浦地区と高山地区を結ぶ全長3300メートルの国見トンネルで鹿児島県が2年に1度開いているもので、2日は消防や警察などおよそ90人が参加しました。
車同士の正面衝突事故が起きたとの想定で、車内に閉じ込められたけが人を救助し搬送する手順などが確認されたほか、車両火災が発生した場合の消火活動も行われました。
(県大隅地域振興局 小濵磨 建設部長)「救助活動を事前に関係者を集めて一堂にやるということが、万が一の対応を迅速にでき、訓練の意義がある」
県内では先月、鹿屋市の国道220号の郷之原トンネル内で、車同士が正面衝突し、80代の男性が亡くなりました。














