指針値超えのPFAS 下流には浄水場も
岡本幸記者
「竹原市を流れる田万里川です。今は一見キレイに見える水ですが、国の指針値の2・5倍を超えるPFASが検出されました」
この調査のきっかけは、田万里川で確認された大量の泡でした。2年ほど前から度々目撃されているといいます。
付近住民
「雨がふると、泡がモクモクと流れてくるんですよ。洗濯の泡がパッと出るような感じがこの川一面に。真っ白です」

竹原市によりますと、賀茂川とその支流3カ所で水質検査をした結果、全てのポイントからPFASが検出されたということです。中でも田万里川からは130ng/Lと、国の指針値の2.5倍以上となっています。
竹原市は、
▼周辺の地下水調査を進めるとともに、
▼河川の追跡調査も予定していて、
▼5日には地元説明会を開催します。
竹原市地域づくり課 内山修課長
「竹原はキレイな水、おいしい水だとかいうのが、全く嘘だっていうことになっちゃうんで、だからせめて水質検査して安全だっていうところからまず始めないと、皆さん口に入るものだから、嫌ですよね」
田万里川の下流には、水道水源もあることから市の担当者は、「市民とも情報を共有しながら、条例制定についても検討したい」としています。














