安倍晋三元総理を銃撃・殺害した罪に問われている山上徹也被告の裁判。

 12月2日(火)の第12回公判で山上被告は、最終的に殺害対象として安倍元首相を選び、犯行を実行した点について「安倍元首相は旧統一教会と政治の関わりの中心にいる方だと思っていた。他の政治家だと意味が弱い」「銃の製造に時間をかけ、経済的にも行き詰まっていた。やめてしまうと何のためにしたのか。旧統一教会に敗北するのは避けたかった」などと述べました。

 また、旧統一教会に多額の献金をし、犯行動機の形成に大きな影響を与えた母親についても言及し、“母親を銃撃し殺害することを考えたこともあった”という旨を供述しました。