障害のある高校生の職業選択や技能向上を応援する体験教室が、鹿児島市で開かれました。

鹿児島市が開催した技能体験教室に参加したのは、鹿児島特別支援学校高等部の2年生4人です。

鹿児島市では、障害のある生徒の職業選択のサポートや技能向上のため、年に2回、様々な体験教室を開いています。

2日は、「タイル張りものづくりマイスター」の資格を持ち、建設現場の第一線で活躍する職人らが講師となり、タイルをカットし、接着。最後にセメントで塗り固めるまでの工程を生徒たちに教えました。

(生徒)「あこがれる」

(生徒)「ボンドをつけるところが大変」

(生徒)「タイルを折ること(が難しい)」

(鹿児島市雇用推進課・児玉行宣 課長)「(障害がある方の)職業選択の場を考え、働きやすい環境作りを市として取り組んでいきたい」

職人からプロの技術を学んだ生徒らは、仕事の難しさや厳しさを楽しみながら学んでいました。