研究者「ひずみは能登半島地震の前兆だった可能性」
富山大学の鹿児島渉悟助教は、ひずみは能登半島地震の前兆だった可能性があるとしています。

富山大学理学部・鹿児島渉悟助教「1月の大地震があったがその前に温泉のヘリウム同位体比が下がっていたことが分かった。半年前に群発地震に伴って地殻の変形、ひずみが蓄積して地殻・岩石からひびが入り脱ガスしてそのガスが温泉水に溶け込む。それを大量に取り込んだ過程があったと解釈することができる」
研究グループは、現在も2か月に1度のペースで温泉水の採取を続けていて、近い将来、巨大地震の発生が予想されている南海トラフ沿いなどでも同じ手法で観測すれば地震の予測につなげられると期待しています。














