景色も一変した東日本大震災

昔なじみの常連客が集う弘子さんのお店。東日本大震災で床上浸水し、店のまわりの景色も一変しました。

山田弘子さん:
「ここら全部商店だったの。だれもいなくなった。津波で。一番寂しいっちゃ。あとは空き家。津波でやられて誰も帰ってこない」


山田弘子さん:
「朝雨降ったでしょ。そうゆう日はお客さん来ない。足悪い人とか」

仕事の合間に触れる大正琴は、弘子さんの息抜きの時間です。

この日訪れたのは、初来店の男性。

初来店の客:
「家が近所だったんで、いつも行っている店が、いっぱいで息子が髪切るのについてきました」

「長いね。20年かかれこれ」「ちょうど3月11日にいたんですよ」

「半分して逃げてった。」














