高市総理「明示的に非核3原則の見直しを指示した事実なし」
▼高市早苗総理大臣
まず、非核3原則を政策上の方針としては堅持をしております。
その上で「持ち込ませず」につきましては、2010年当時の民主党政権時代でしたが、岡田外務大臣の答弁を引き継いでおります。つまり緊急事態が発生し、核の一時寄港ということを認めないと、日本の安全が守れないというような事態が発生したとすれば、その時の政権が政権の命運をかけて決断し、国民に説明するという、御答弁でございました。
今後ですね、戦略三文書の見直しに向けた作業が始まりますが、明示的に非核3原則の見直しを指示したという事実はございません。

▼公明・斉藤鉄夫代表
先ほどの岡田答弁、これを以後の総理大臣も継承しているということでございますけれども、当時、これはあくまでも非核3原則は堅持すると、そういう立場の上で、究極的な有事の際に、その時の政府が命運をかけて判断するということでございまして、非核3原則を見直すということではありません。
だから、平時に前のめりに、この非核3原則を見直すということがあってはならないと、このように思います。
そしてこの非核三原則を初めて訴えて、国会決議まで持っていったのは、野党時代の公明党でございます。これはあくまでも、国会決議でございます。
ですので、いわゆる閣議決定、政府と与党だけで決めていいというものではないと思います。これらの見直しがあるならば、あくまでも国会でしっかり議論をして、国会の議決を経るべきだと、このように思いますけれども、いかがでしょうか。



















