新決済サービス「teppay」で買い物や子育てが便利に?
吉村キャスター:
こうしたなか、25日に発表されたのが「teppay」という新サービスです。
新しいアプリをインストールする必要はありません。2026年の秋ごろから、「モバイルSuica」や「モバイルPASMO」の画面に「teppay」マークが追加されます。そこをタップするとコード決済の画面に切り替わります。

交通用の決済はこれまでどおり上限2万円ですが、「teppay」へ切り替えると買い物用のコードが出てきます。チャージ上限は30万円の予定で、クレジットカードと連携すれば、チャージが不要になるということです。また、「teppay」から交通用へのチャージも可能です。
では、我々利用者にとってはどのようなところで役立つのでしょうか。たとえば、買い物や子育ての場面で便利ではないかということです。

コード決済で貯まる「teppayポイント」は買い物などに利用でき、JRE POINTや、PASMO各社のポイントへの交換も検討しているといいます。
さらに、送金機能もあります。親子間での交通費の受け渡しや、割り勘もスムーズになります。
また、地域限定バリューチケットとして、特定の地域や店で利用できるチケットを発行し、自治体のプレミアム商品券などにも対応するということです。
井上キャスター:
今発表されているのはごく一部でしょうから、ここからよりブラッシュアップしたものが出てくるでしょう。それにより、また新たな業界が新たな手を打ってくるという戦国時代になるでしょうね。
ハロルド・ジョージ・メイさん:
消費者にとってはいいことですよね。競争があれば、結果的にどんどんいいサービスになるわけなので、期待したいです。
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<プロフィール>
ハロルド・ジョージ・メイさん
プロ経営者 1963年オランダ生まれ
現パナソニック・アース製薬の社外取締役など














