チーム運営の中で無視できない“お金の問題”

 練習が終わると選手たちが向かうのが、黒澤さんが用意したシェアハウスです。

 (スターズ神戸 石田龍之進選手)「普通に仕事するだけの関係以上にもっと仲良くなったりとか、お互いを知らないといけない職業だと思うので、一緒に住むのは良い影響があるんじゃないかなと思います」

 様々な国の選手たちがコミュニケーションを深めるのにも一役買っています。

 ただ、経営の視点でのシェアハウスの一番の利点は生活費が抑えられること。年俸約200万円~500万円という選手たちを支えるためでもあります。マイナースポーツでプロチームを運営する壁は何と言っても、お金です。

 (スターズ神戸・社長 黒澤玲央さん)「試合運営、あとは遠征費がこの10月以降かかってくる。毎月1000万円~1500万円ぐらい出ていく」