「生きなさい」子供たちに伝えてほしいこと
米村州弘さん
「自分が生きてることを罪と思う人生、どう思いますか?ちいちゃんの3倍生きてることを許せない人生をどう思いますか?僕にとって孫が生まれたことが一番辛い人生、どう思いますか?これ人間が送る人生じゃありませんよね?そう思いませんか?」
米村さんは子供たちに伝えて欲しいことを話した。
米村州弘さん
「『生きなさい』って。もしも壁にぶち当たって命を落とすという結論を出さないように。そういう結論を出す前に逃げなさい。なぜなら『あなたたちは生きてるだけでお父さんをお母さんを幸せにしてるんだから』と。もう口を酸っぱく、もう何度でも何十回でもでも言い続けてください。皆さん方も今日がずっと続くと思っているのではないですか?子供たちは絶対帰ってくると思っている人たちばっかりじゃないですか?だけど違うんですよ。どこでそれがなくなるか」
米村さんは長男も病気で亡くしている。
長男の死はどうにか乗り越えることができた。
まだ小さかったから。
米村州弘さん
「だけどちいちゃんと一緒に生きた20年という月日があまりにも長すぎて、ちいちゃんの死はどうしても乗り越えることができません」














