カキを安定供給するためには…

大阪府立環境農林水産総合研究所・辻村浩隆主幹研究員によると、安定供給するには、▽暑さに強いカキの品種改良、▽産卵で弱るなら、染色体を増やして不妊にする「3倍体カキ」など、卵を産ませない工夫をすることが考えられます。
さらに、産地場所を増やすため2016年ごろから大阪でもカキ養殖を始めています。冬の風は強いが、エサとなるプランクトンは豊富。そこで、いかだではなく、カゴ方式という養殖の方法で取り組んでいるということです。
小池一彦教授によると、高水温対策として、人工的に海水をかき混ぜるというポンプで冷たい水を吸い上げる研究も進んでいるということです。
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