青森県の「酸ケ湯」では、記録的な大雪となりました。
24時間降雪量が11月では過去最大となり、積雪も今シーズン全国で最も早く1mを超えました。
標高925mに位置する八甲田の酸ヶ湯温泉周辺では、朝から雪が降り続き、すでにあたり一面に銀世界が広がりました。
市川麻耶 キャスター
「午後1時過ぎの青森市酸ヶ湯です。屋根には1mほどの雪が積もっていて、こちらの車は雪に埋もれてしまっています」
気象台によりますと、酸ケ湯では午後2時に今シーズン全国で初めて積雪が1mに達しました。
午後4時までの24時間に降った雪の量は79cmと11月の値としては、観測史上最大となり、訪れた観光客のなかには、車に積もった雪を下ろす姿も見られました。
秋田県からの観光客
「秋田から来ました。こんなに降っているだなと、ビックリしています。(今年も)雪との戦いが始まるなという感じです」
神奈川県からの観光客
「帰りが心配ですね。車を運転して帰るので」
Q.車は四駆?
「違いますね。二駆なんです。気を付けて帰らないと」
この記録的な大雪で交通障害も起きました。
市川麻耶 キャスター
「車が何台も雪に突っ込んでしまい、酸ケ湯方面に向かう車は前に進むことができなくなっています」
現在は解消されていますが、酸ヶ湯周辺の国道では一時立ち往生が発生。雪のピークは、上空の寒気を伴った気圧の谷が通過していく18日夜にかけて迎えると見られ、車の運転などには十分注意が必要です。













