2001年7月21日土曜日、JR山陽本線 朝霧駅につながる歩道橋で雑踏事故が発生し、11名の尊い命が失われる大惨事となりました。(アーカイブマネジメント部 森 菜採)
当時の状況
その日、兵庫県明石市の「第32回 明石市民夏まつり」の目玉行事である花火大会が、大蔵海岸で開かれました。
しかし午後8時45分頃から50分過ぎ頃にかけて、“会場に向かう観客”と“帰路につくためJR朝霧駅に向かう観客”が、幅6メートルの橋の上ですれ違うことができなくなり、押し合いになってしまいます。
身動きがとれない中、次々に人が折り重なって倒れ、死者11人(10歳未満9人・70歳代女性2人)、負傷者は247人に上りました。死亡した人の多くは胸部圧迫による窒息死でした。
特に筋力が弱く背も低い、子どもや女性が巻き込まれやすい状況だったとみられます。














