島根県安来市で、他人の敷地に生えるカキの木からカキ1個を盗んだとして18日、男が安来警察署に逮捕されました。

窃盗の容疑で逮捕されたのは、住所・職業不詳の男(52)です。

調べによりますと男は、18日午後1時30分ごろ、安来市内の会社役員の敷地内に生えるカキの木から、カキ1個(時価約100円)を盗んだ疑いが持たれています。

18日午後0時半ごろ、安来市内の飲食店から「不審者が店に来ている」との通報があり、警察が現場に駆け付け男の行動を確認していたところ、他人の敷地に入り、枝になったカキをもぎ取り、盗む様子を確認したため、18日午後2時過ぎ、男を現行犯逮捕しました。

男は「盗もうと思って取ったわけではない。そこにいた人が『取ってもいい』と言ったから取っただけ」と容疑を否認しています。

警察によると、カキの木があった敷地を管理する会社役員の男性は当時、その場にはいなかったということです。

余罪の有無を含め、事件の経緯や動機などについて、安来警察署が調べています。