日本サッカーの歴史が動いた。10月14日に行われた親善試合で、サッカー王国ブラジルを相手に、2ー0のビハインドから歴史的初勝利をあげた日本代表。後半に3点を挙げた大逆転劇は、この日キャプテンを務めた南野拓実(30)のゴールから始まった。森保ジャパンで最多となる26得点(18日現在)の南野に、ブラジル戦の勝利の裏側や26年北中米ワールドカップへの思いをシドニー五輪マラソン金メダリストの高橋尚子さんが聞いた。
「歴史を変える戦いをしよう」
高橋:ブラジル戦の勝利、おめでとうございます。
南野:ありがとうございます。
高橋:始まる前に、「歴史を変える戦いをしよう」。そう声をかけたそうですね。
南野:そうですね。今まで日本がブラジルにA代表として勝利したことがないっていうことをミーティングから(森保一)監督は話していましたし、親善試合ではあるんですけど、歴史に残るようなそういう試合にしたいなという話をしてました。
高橋:まさにそんな試合になりましたね。
南野:そうですね。本当に達成することができて個人的にもすごく嬉しく思います。
高橋:この勝利が、ワールドカップに向けてどんな意味を持つと思いますか。
南野:まずはブラジルに勝利できたというのは自信になりますし、強豪国相手に自分たちがどれだけできるのかというところで、2ー0のビハインドから3ー2と逆転できたっていうのはワールドカップに向けても、すごく自分たちにとって自信になる試合になったかなと思います。














