中国人観光客は冷静な反応
「台湾有事」の答弁をきっかけに急激に悪化する日中関係。
福岡に観光で訪れている中国人に今の状況をどう見ているか?話を聞いてみました。

中国・ハルビンからの観光客
「私たちは自由に旅行するつもりです。まだまだ行きたいところがあるので日本にはまた来るつもりです。私たち一般市民には関係ないです」
中国・上海からの観光客
「日本はきれいですし、また遊びに来たいです。渡航自粛要請については知らないし分からない」
中国政府の渡航自粛要請には、冷静に見ている、そもそも知らないとする人も多い一方で、中国政府への見解は?
中国・上海からの観光客
「特に政策が変わらなければ、今後も日本には来ます。私は中国政府を支持します」
中国からの訪日客が著しく増える九州観光地の店は

国土交通省の調査によりますと、2025年1月~6月にかけて中国本土から九州を訪れた外国人の数は64万人あまりで、韓国に次ぐ2番目の多さです。
特に、この数字は去年の同じ時期と比べると5割ほど増えていて、その伸び率は、アジア地域の中でも最も顕著になっています。
訪日中国人の増加がインバウンド需要の拡大にもつながっている福岡の観光業。
中国政府の渡航自粛要請を冷静に受け止めています。

かのにしょう堂 加野敬子さん
「中国の方もたくさんいらっしゃっていますが、もうお店としては粛々と受け止めて、マイペースで。幸い日本の方とか色んな各地からいらっしゃるし、秋からの時期は本当に観光シーズンなので。他の地域、国内の方も来ていただけるようなお店作りをするしかないかなと」

白梅堂 橋本芳典さん
「国同士のことなので、別に仕方がないかなと思いますけど、いいんじゃないですかね?高市さん頑張っているから・・・ただ、お店としては、人が減ったら観光地としてはちょっと困るけど。年末にかけて日本の方が多いから、別にあまり気にはしないです。心情的にね」














