国立環境研究所・小出大主任研究員:「検討をいろいろしてみると、気温とか降水量というよりは春先の『展葉日』、いつ緑の葉っぱが出たのかっていう変数が一番強く効いているっていう結果が得られたんですね。いつ展葉するかによって、紅葉の色づきの強さが変わる」

なんと、春に葉が出る「展葉日(てんようび)」が遅いと紅葉の色づきが強く、逆に早いと色づきが弱くなる傾向が明らかになったといいます。

この「展葉日」は雪がなくなった「融雪日(ゆうせつび)」と相関関係があることがわかっています。
国立環境研究所・小出大主任研究員:「今までの紅葉研究っていうのは、ほとんどが、いつ紅葉したのかということを解析対象にしてるんですね。ですけど、今回僕が解析したみたいにどれくらい赤くなるのかというのは、ほとんどあまり研究されてきてなかったんです」














