安倍昭恵さん「夫にただ生きていてほしかった」
一方、きょうの裁判では、安倍元総理の妻・昭恵さんが事件の1年後に記した上申書が読み上げられました。
(安倍昭恵さんの上申書より)
「事務所から電話があり『夫が撃たれた』と。思わず『えーっ』と大きな声を出してしまいました。テレビの報道を見て、あまりに衝撃的な内容で理解が追いつきませんでした。病院に着いて、医師から説明を受けて『ああ、ダメなんだ』と夫の死を悟りました」
「夫の顔は穏やかで、笑っているように見えました。『晋ちゃん、晋ちゃん』と呼んだら、手をほんの少し握り返してくれたように感じました」
「夫にただ生きていてほしかった。長生きしてほしかった。これが妻の私の心情です」
山上被告の母親は、11月18日に開かれる裁判でも証言する予定です。














