裁判前には「私が母親じゃなかったら…」と語る

 裁判を前にJNNの取材に応じた際、母親は自責の念を語りました。

(山上被告の母 取材時の言葉)
「私が母親じゃなかったら、ここまで追い詰めなかったのになと思いますよ」

 一方で、“事件が起きた要因は献金だけが原因ではない”とも話しました。

「あの子の心の本当は多分それじゃないと思います。なんというか、愛の問題だと思う。家族での愛の問題」

 これまでの裁判で弁護側は、山上被告が育った環境は「児童虐待」に当たるなどと主張し、情状酌量を求めています。