熊本県内の路線バスで、Suicaなどの全国交通系ICが利用できなくなって、間もなく1年です。乗客の利便性はどこまで確保できているのでしょうか?

県内の路線バス業者5社は、全国交通系ICの機器更新に関するコストが大きいことを理由に、去年11月16日からSuicaなどでの支払いを廃止しました。

全国交通系ICを導入する全国の主な地域交通事業者の中では初めての離脱でした。

路線バス5社が運営する共同経営推進室は・・・

共同経営推進室 高田晋室長「決済手段が変わることで利用者が減るのではないかと心配したが、今年4月以降は去年よりも利用者が増えている。その意味では大きな影響はなかったのかなと少し安心している」

現在、運賃はクレジットカードなどのタッチ決済や「くまモンのICカード」、または現金で支払います。