徳之島町、天城町、喜界町に発表されていた土砂災害警戒情報は、午前8時30分に全て解除されました。
ただ奄美地方には大雨警報が継続中で、引き続き土砂災害には警戒が必要です。

台風26号は13日午前3時には台湾付近の海上にあります。
台風26号は今後沖縄地方に接近し、13日午後には温帯低気圧に変わる見込みで、奄美地方では大気の状態が非常に不安定となっています。

奄美地方では非常に激しい雨が降り、鹿児島県の雨量計では瀬戸内町の請島で午前3時10分までの1時間に71ミリの非常に激しい雨を観測しました。

11日の降り始めから13日午前8時までの雨量は、多いところで、喜界島で176.5ミリ、瀬戸内町古仁屋で175.5ミリ、奄美市名瀬で158ミリなどとなっています。

現在、大雨警報が奄美市、喜界町、徳之島町、天城町、瀬戸内町に発表されています。

活発な雨雲は奄美地方の東の海上へ抜けましたが、奄美地方では14日未明にかけて雷をともなった非常に激しい雨が降る恐れがあります。

気象台は土砂災害に警戒を、低い土地の浸水、河川の増水、落雷や竜巻などの激しい突風に注意を呼びかけています。