前橋市の小川市長が部下の既婚男性とホテルで密会していた問題をめぐり、市の審議会は小川市長が“給与を半減する”とした方針を了承しました。

部下の既婚男性と複数回ホテルで密会していた前橋市の小川晶市長が、自身の給与を半減したうえで続投する方針を示していることをめぐり、前橋市役所ではきょう、有識者らによる「前橋市特別職報酬等審議会」が開かれました。

前橋市特別職報酬等審議会 紺正行 会長
「市長としての道義的責任を明確にするため、次の通り減額することは適当である」

審議会は、年間およそ1912万円の市長の給与を半減するとした方針を了承する一方、「職務続投の是非について答申するものではない」と強調しました。

前橋市 小川晶 市長
「しっかりと自分自身の道義的な責任を果たせるように、これから議会に対して、提案する条例を整えていきたい」

小川市長は、準備ができ次第、自身の給与を半減するための条例案を市議会に提出するとしています。