そして、去年は収穫量が大きく減り入手困難になったイチゴですが、今年は。

記者 土江諒
「安来市のイチゴ農園に来ていますが、可愛い白い花、結構咲いてますね。緑の実も確認できますが、ありました赤いイチゴ、実ってますね」
安来市の「おおもりファーム」。
「かおり野」など4品種・1万5000株を育て先ほどのケーキ店にもイチゴを卸していますが去年は苦しみました。
おおもりファーム 大森雄介 代表
「9月の中旬まで、28度とか30度を超えるような熱帯夜が続くような状態で、去年12月はイチゴがほぼ穫れませんでした」
去年は9月に入っても最低気温が25度を上回る日が続き、花がほとんど咲かなかったため、クリスマスで活況となる12月の収量はおととしに比べて3割減りました。
今年も残暑の影響が心配されましたが、意外と熱帯夜が少なく順調に生育が進み安定した出荷が見込めるといいます。
では、そのお味は?
記者 土江諒
「ん!甘い!ジューシーで美味しいです」
おおもりファーム 大森雄介代表
「寒いと寒さに負けないようにデンプンをたくさん作って糖に変わっていくが、それで甘くなっていくので、このあと寒くなっていくと美味しいイチゴになっていくと思います」
残暑の影響には一安心ですが、暖房用の燃料や肥料、ビニールハウスの資材の価格は年々上がっていて、物価高の波は引き続き農家を苦しめています。














