島根県教育委員会は、酒を飲んで自転車を運転し、酒気帯び運転で摘発された男性非常勤講師を、停職1か月の懲戒処分にしたと発表しました。

26日付けで停職1か月の懲戒処分を受けたのは、松江市立中学校に勤める男性の非常勤講師24歳です。

県教委によりますと、この非常勤講師は、11月20日、市内の飲食店で焼酎の水割り3杯程度を飲み、自転車に乗って帰る途中で警察官に呼び止められ、基準値を超える呼気1リットル当たり0.15mgのアルコールが検出されたため摘発されました。

県教委の聞き取りに対し、「早く帰りたいと乗ってしまった。迷惑をかけて申し訳ない」と話しているということです。

県教委の懲戒処分は、2025年度はこれで8件と前年度の3件から大幅に増え、ここ10年間で最も多くなっていて、研修強化などで再発防止に努めるとしています。