外国人技能実習生の労働災害が相次ぐ中、職場での安全意識を高めてもらうためのイベントが福岡市で開かれました。


9日福岡市東区のマリンワールド海の中道で開かれた安全衛生大会には、福岡、佐賀、山口で働く外国人技能実習生約300人が参加しました。

イベントでは技能実習生を受け入れる監理団体が、日々の作業で安全点検を徹底することなどを呼びかけました。

技能実習生
「日本人のように1・2・3」「指で確認して作業する」

厚生労働省によりますと、去年、労働災害で死傷した技能実習生は1874人にのぼっていて、製造業と建設業が多くを占めています。

主催した監理団体は「無事故・無災害の職場づくりにつなげていきたい」と話しています。