偏西風が南へ蛇行すると大雪に

 偏西風とは、地球の中緯度域(北緯30度から60度)付近の上空を、年間を通して西から東へ向かって吹く風のことです。偏西風は北極と赤道の温度差が大きいと安定して流れますが、北極と赤道の温度差が小さくなると蛇行するようになります。

   参考図 上 通常の偏西風 下 蛇行した偏西風
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 そして、偏西風が南へ蛇行すると、寒気が居座り大雪になったり、北へ蛇行すると暖かい空気が日本上空に居座り続けて猛暑になったりします。
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