MLB機構は日本時間8日、各ポジションで優れた打撃成績を残した選手に贈られる「シルバースラッガー賞」のア・リーグの受賞者を発表し、ヤンキースのA.ジャッジ(33)が「外野手部門」、マリナーズのC.ローリー(28)が「捕手部門」で選出された。前日7日にはナ・リーグが発表され、ドジャースの大谷翔平(31)が「DH(指名打者)部門」で3年連続の受賞を果たした。

同賞は各球団の監督、コーチ(3名)の投票によって決まり、“打撃のベストナイン”とも呼ばれている。

外野手部門で2年連続5回目の受賞となったジャッジは今季、打率.331、53本、114打点、自身初の首位打者を獲得、本塁打・打点は2位。DH部門のブルージェイズ・G.スプリンガー(36)は2019年以来、6年ぶり3回目となった。

捕手部門は捕手としてシーズン最多本塁打、スイッチヒッターでメジャー史上初の60号と歴史的シーズンとなったマリナ-ズのローリーが初受賞。三塁手部門ではガーディアンズのJ.ラミレス(33)が2年連続6回目。