台湾では今年、高齢化率が20パーセントを超え数年後には、超高齢化社会に突入する見込みです。

こうした中、日本の介護を学ぼうと台湾の学生たちが福岡市の老人ホームを訪問しました。

6日午後、福岡市西区の特別養護老人ホームを訪れたのは、台湾の国立台湾大学の看護学生と教員たち13人です。

台湾は今年、高齢化率が20パーセントを超え数年後には、超高齢化社会に突入する見込みです。

学生たちは、入浴を手助けする機械やベッドに付いている見守りセンサーなどを見学し、熱心に質問を重ねていました。

国立台湾大学 学士後看護科 陳柏丞さん
「チームで入居者1人1人に個別計画を設定し、看護師や栄養士など様々な職種がカウンセリングしていろいろなアセスメントをすることに感心しました」


一人一人に寄り添う日本の介護を学んだ教員や学生たち。

国立台湾大学では、今回の訪問を活かし介護専門の大学院の設立を目指しています。