11月5日は「津波防災の日」です。それに合わせて鹿児島市で地震や津波を想定した避難訓練がありました。
(避難訓練のようす)「姿勢を低くして頭を守り、その場から離れないようにしてください」
この訓練は、錦江湾を震源とする地震が発生し、市内で震度7を観測。その13分後に鹿児島市の沿岸部を最大3.4メートルの津波が襲うという想定で行われたもので、5日は鹿児島市鴨池新町の事業所の従業員らおよそ20人が参加しました。
(記者)「鹿児島県西部に大津波警報が発表されたという想定で津波避難訓練が行われています」
津波避難ビルに指定されているアートホテル鹿児島には近くの事業所の従業員も避難して、高さ13メートルほどのフロアに急いで上がりました。
参加者は、あらためて津波から避難するポイントや鹿児島市のハザードマップなどを学んでいました。
(近隣の歯科医院スタッフ)「しっかり患者を、高齢の方もいるので気を付けながら誘導することをイメージできた」
(ホテルフロントスタッフ)「いかにお客様を不安な気持ちにさせないようにするかが大事になると思うので考えたい」
(鹿児島市危機管理課 脇田浩任課長)「それぞれ迅速かつ的確に避難行動をとっていただけた。どのような行動をとるべきか、どこに避難すべきかなどを考えるきっかけにして、いざという時の行動につなげてほしい」














