姶良市加治木町を通る国道10号・網掛橋。集中豪雨で被害を受け通行止めとなっています。復旧工事が進み、今月9日におよそ3か月ぶりに全面開通する見通しとなりました。
網掛橋はことし8月の大雨で川底ががえぐられ、橋を支える杭が最大でおよそ3メートル露出し、通行止めが続いています。
これまでに、がれきの撤去や削られた土を元に戻す工事が24時間体制で進められてきました。復旧のめどがついたことから、鹿児島国道事務所は5日、今月9日の午前10時に通行止めを解除し、全面開通すると発表しました。
網掛橋は災害前、1日およそ2万5000台の交通量がありましたが、通行止めで激減。商店街も大きな影響を受けました。通行再開のめどがつき、地元では安堵の声が聞かれました。
(住民)「いつもの橋が無いというのはとても不便。(通行再開のめどがつき)うれしい」
網掛橋の開通に伴い、東九州自動車道の隼人東ICから加治木ICの間の無料開放は終了するということです。














