ただ、クマは人の行動を避けて、人がいない朝方や夕方、夜間にエサを探すために集落に近づくことが多いため、注意が必要なのが、柿の木といった放置果樹です。

ドングリが豊作であっても、柿のように匂いが強く、カロリーが高いエサの味を一度覚えたクマは毎年同じ時期に同じ場所を狙って出てくる可能性があります。

放置果樹は伐採するか実を取り除くほか、ペットフードを屋外に放置しない。クマの隠れ場所になる、集落のやぶを刈り取ったり、登山道の草むらに入らないことが対策になるということです。