鹿児島商工会議所の岩崎芳太郎会頭が再任されました。整備事業予定者が決まった住吉町15番街区の再開発に触れ、「紙の上のまちづくりに終わらせないようにすべき」と釘をさしました。
「岩崎芳太郎氏を第44期の会頭として推薦したいということだが、賛同を得たいと思う、賛成の人はいらっっしゃいますか」
4日、鹿児島市で開かれた鹿児島商工会議所の臨時議員総会で、先月末で任期満了となった岩崎芳太郎会頭(71)の再任が審議され、全会一致で承認されました。
岩崎会頭は現在、岩崎産業の会長で、2013年から会頭を務め、これで5期目となります。
総会後の記者会見で、鹿児島市・住吉町15番街区の整備事業予定者が鹿児島サンロイヤルホテルを運営する鹿児島国際観光に決まったことについて、展示場や国際会議場の機能を備えた点は評価しながらも…
(5期目の就任・鹿児島商工会議所 岩崎芳太郎会頭)「紙の上でのまちづくりごっこではなく、最後はビジネスなので、造ったはいいけど大赤字だったら話にならない」
また、センテラス天文館の周辺で計画するマンションや複合施設の再開発について、任期の3年以内に都市計画や設計のめどをつけたいと話しました。
(5期目の就任・鹿児島商工会議所 岩崎芳太郎会頭)「ナイトライフの競争力のないところは世界的な観光地になれない、天文館を復活させないといけない。観光の側面なども考えると、天文館地区の定住人口を増やすことが重要」
岩崎会頭の任期は今月1日から3年間です。














